2000-11-15 第150回国会 参議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号
○政府参考人(襲田正徳君) 離島の水の状況についてお尋ねでございますけれども、やはり生活水準の向上等に伴いまして水需要は増大をいたしております。 これまで、それぞれ地域あるいは島の状況に応じまして、ダムとかあるいは河川水、地下水等の水資源の開発を進めてきたところでございます。さらに、水源の乏しい離島につきましては、本島あるいは近くの離島から海底送水管を持ってくるということで、現在までに十五カ所、十八
○政府参考人(襲田正徳君) 離島の水の状況についてお尋ねでございますけれども、やはり生活水準の向上等に伴いまして水需要は増大をいたしております。 これまで、それぞれ地域あるいは島の状況に応じまして、ダムとかあるいは河川水、地下水等の水資源の開発を進めてきたところでございます。さらに、水源の乏しい離島につきましては、本島あるいは近くの離島から海底送水管を持ってくるということで、現在までに十五カ所、十八
○政府参考人(襲田正徳君) 本島の水資源開発を中心にお答え申し上げますと、お話しのように今までもダムの整備を進めてまいってきたわけでございますが、さらにダムが必要であるということで、現在三つの事業でダムの建設を進めているところでございます。 一つは羽地ダムでございます。それから、もう一つは沖縄東部河川総合開発事業ということで、ダムの名前で言いますと億首ダムということになるわけでございます。それから
○政府参考人(襲田正徳君) 沖縄の水問題についてのお尋ねでございます。 御案内のように、沖縄におきましては降雨量の季節的な変動が大きいというのがございますし、小規模な河川が多くて流量が安定しないといった特性がございまして、お話しのように渇水に見舞われやすい、そういう状況にございます。このため、安定的な水源としてのダムの開発を積極的に進めてまいりまして、これまでダムによりまして日量約四十万トンの水資源
○政府参考人(襲田正徳君) 国道五十八号に係る那覇市有地の補償の問題、これにつきまして那覇市からかねてより御要望があることは私も承知をいたしております。 ただ、その御指摘の道路用地でございますが、お話にもありましたように土地区画整理事業の換地処分によりまして道路とされまして、昭和三十四年に那覇市道として認定、供用されておりまして、復帰時点まで十三年間市道として使用されておったわけでございます。これが
○政府参考人(襲田正徳君) お答え申し上げます。 本島北部のダムの関係でございますが、多目的ダムを中心といたしまして水資源開発を積極的に進めてまいりまして、これまでに国直轄で七つのダムを完成させたところでございます。うち、国直轄で管理をしているのが北部の五ダムと宜野座村の漢那ダムの六つのダムでございます。一つは県管理に移管をいたしまして、六ダムを国で直轄して管理しておりまして、利水容量は合計で六千七百万
○政府参考人(襲田正徳君) 申しわけありません。細かい整備状況、手元に数字がございませんけれども、上流のダムの整備等に合わせて下流の方の河川の整備あるいは先ほどの環境の整備、あるいは災害等の課題に対応して例えば床上浸水等を解消するための工事等、関連の事業を積極的に進めているところでございます。
○政府参考人(襲田正徳君) お答え申し上げます。 沖縄県におきましても、良好な河川環境を形成するために河川環境整備事業というものを進めております。 お尋ねのありました三つの河川のうち、久茂地川でございますが、那覇市の中心市街地にふさわしい河川環境を形成するということで平成十年度から事業に着手をいたしております。現在、石積み等によります護岸の工事を、今、都市モノレールを建設いたしておりますけれども
○政府参考人(襲田正徳君) 平成十二年度の沖縄関係の港湾整備事業費でございますが、国費ベースといたしましては、三百二十九億六千万円、対前年度比で一・七二%の増というふうになっております。ちなみに、事業費ベースでは三百六十三億五千四百万円、対前年度比で一・八七%の増というふうになっております。 その事業の概要でございますが、御案内のように、那覇港それから平良港あるいは石垣港といった沖縄におきます海上輸送
○政府参考人(襲田正徳君) 開発庁といたしましては、公共事業の効率的な執行また透明性の確保を図るということで、原則といたしまして、開発庁で予算計上を行うすべての公共事業につきましていわゆる再評価を実施しているところでございます。 平成十一年度分につきましても再評価を実施したところでございますが、お尋ねの港湾整備につきましては、近年、投資の重点化あるいは効率化を進めているところでございますが、お話にございました
○襲田政府委員 振興開発事業と自然環境の保全との関係についてお尋ねでございます。 今先生お話しのように、沖縄の自然環境は大変すばらしいものがございます。豊かな太陽エネルギーがございますし、また、恵まれた海岸線を有している島嶼地域であるということ、さらに、緑豊かな原生林、あるいは亜熱帯の貴重な動植物ということで、まことに多彩な特色を有しているというふうに考えております。特に、島嶼の周辺にはサンゴ礁が
○襲田政府委員 石垣港におきましては、お話しのように、近年、クリアランス船の入港隻数が増加をしてきております。平成九年の数字で申し上げますと、千三百二十五隻が入港をいたしているわけでございます。また、これもお話しのように、現在、大型クルーズ船がお話しのようなコースで毎週一回定期的に寄港をいたしているわけでございます。石垣港につきましては、これらの状況も踏まえまして、現在、水深九メートルの岸壁あるいは
○政府委員(襲田正徳君) 最初の統計の年の関係でございますが、平成十年の十月に、総務庁におきまして住宅統計調査をしておるわけでございますが、私ども聞きますと、速報値につきましても来年三月ぐらいにならないとまとまらないということでございますので、まことに申しわけないのですが、現時点では把握しておらないわけでございます。 それから、十一年度の当初予算の関係でございますが、私どもの予算といたしまして百六億円
○政府委員(襲田正徳君) 住宅の関係でございますが、沖縄県の居住水準を若干の指標で見てまいりますと、一つは最低居住水準未満世帯という指標がございますけれども、復帰の昭和四十八年の時点で五六・七%でございましたが、平成五年には一三・三%になっております。平成五年というと、ちょっと古い感じはいたすわけでございますが、実は住宅統計調査は五年ごとにやっておりますので、これが最新の数字ということになるわけでございます
○襲田政府委員 町道八重岳線のお尋ねでございます。 お話しのように、桜祭りが開催されるなど多くの観光客でにぎわう拠点になっているわけでございますが、この道路は現状、お話しのとおり非常に幅員が狭い、四、五メートルということもございます。それから、線形もなかなか悪い箇所が多いというようなこともございまして、地元の強い要望も片やあるということで、実は十年度から、町が事業主体となりまして、近くの大嘉陽八重岳線
○襲田政府委員 公共事業関係の特別の調整費五十億円についてのお尋ねでございますけれども、これにつきましては、県側の方のお考え、要望も伺ったわけでございますが、観光が沖縄経済を支える重要な柱となっているということを踏まえまして、即効性等の見地から、観光を中心とする産業振興に役立つ公共事業を重点的に実施したいという御意向でございましたので、このような形で緊急対策に盛り込んだところでございます。 具体的
○襲田政府委員 那覇港湾施設の移設の関連で、地元におきまして那覇港の拡大整備を求める要望があることは私ども承知をいたしております。 この那覇港湾施設の移設に伴いまして必要となる港湾整備のあり方につきましては、ただいまお話しのように、今後県や関係者間で十分検討されていくことになると思われますけれども、このほか、那覇港の浦添地先への展開も含めまして、物流拠点としての那覇港の整備は、私ども、今後の沖縄経済
○政府委員(襲田正徳君) 嘉手納井戸群についての部分について御説明申し上げますと、これは御案内のように、県の企業局が市町村の上水道に給水するための水源として開発しているのでございまして、嘉手納基地内に分布する二十二カ所の井戸から成り立っているわけでございます。取水量でございますが、平成九年度の実績では一日当たり平均約二万二千トンでございます。 この井戸群につきましては、県の企業局といたしましては、
○襲田説明員 御説明を申し上げます。 自由貿易地域についてのお尋ねでございますけれども、御案内のように、沖縄県の方におきまして、税制あるいは関税面を中心といたしました特別措置の導入、また指定地域の拡大等によります拡充強化の要望が出されているわけでございます。この自由貿易地域につきましては、昨年九月の内閣総理大臣談話の中におきまして、その拡充等による産業や貿易の振興につきまして沖縄県とともに検討を行
○説明員(襲田正徳君) 自由貿易地域の活性化についてのお尋ねでございますが、沖縄開発庁におきましては昭和六十二年に自由貿易地域の那覇地区の指定を行ったわけでございますが、施設整備につきまして補助を行うなど、自由貿易地域の振興のための支援を行ってきたところでございます。また、平成四年の沖縄振興開発特別措置法の改正に際しましても、税制上の特別措置の拡大であるとか、総合保税地域の活用を可能とすること等の制度改正